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執筆者の写真宮野 利将

【ここだけの話】塗装のツヤありなし問題



今回は塗料にまつわるここだけの話です。

私としては「ツヤなし塗料」がオススメ!


ツヤあり仕上げとツヤなし仕上げ


家の塗装を行う際「ツヤを出すか出さないか」って意外と迷うんですよ。色のイメージは決まっていても、ツヤを出すかどうかまでは考えていない場合もあります。


極論を言うと、お客様の好みで決めてしまって良い話ではあるんですが。ツヤを出すか出さないかで、仕上がり具合や施工後の劣化具合まで変わってしまうので、施工前によく考えて決めた方が良いんです。


ツヤありの特徴


ツヤあり

塗料って、基本的には「水や汚れから壁を守るもの」なので、ツルツルテカテカしていたほうが強いです。強さだけで考えるなら、断然ツヤあり仕上げですね。


ただ・・・ツルツルテカテカし過ぎると・・・安っぽい仕上がりになりがちです。明らかに「塗装しました!」感のある仕上がりになるんですね。しかも、そういう仕上がりが好きなお客様であればあるほど、あとでガッカリしてしまう恐れがありまして・・・


ツルツルテカテカは

数年経てば消えるんです。


ツルッとした仕上がりにすれば、その状態がずっと続くかというとそんなことはなく。数年経てば、ツヤは結局消えてしまうというオチなんです。ツヤあり仕上げを選択するのであれば、そのことも知っておいて欲しいなと思います。


ツヤなしの特徴

ツヤなし

ここだけの話、ツヤなし仕上げの方が新築に近い質感です。ツヤありとは逆に、高級感を演出できるのがツヤなしの強みですね。そして何より・・・


ツヤなし仕上げは街の景観を損ねません。


前述の通り、ツヤあり塗料を使ってもツヤは数年しか続きません。ということは、新築ばかりが並ぶ新興住宅街でもないかぎり、ご近所さんの壁はツヤが無い壁なんです。そこにツルツルテカテカの家が突然現れると・・・違和感ありますよね。かなり目立ちます。


「ご近所さんとは足並みを揃えたい」「オシャレはさりげない方が好き」という方には、ツヤなし仕上げが断然オススメです。


今回のテーマは・・・

「ツヤありなし問題」でした。


色々書きましたが、結局はお客様の好みの問題です。

ここだけの話にしてくださいね。

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